智頭町(ちずちょう)は、県南東部の町。古くは、鳥取と姫路方面を結ぶ因幡街道(智頭往来)の宿場町として栄えてきました。また、岡山県の津山に至る備前街道もここが始(終)点です。
JR因美線・智頭急行の智頭駅を出て、備前街道を進んでいくと歴史ある街並みとなります。さらに進み、備前街道と因幡街道が合流する辺りには、古い商家が連なっています。
因幡街道(智頭往来)には、造り酒屋や、杉などの林業で財を成した「石谷家住宅」がありました。石谷家住宅は休業日で参観できなかったのですが、3000坪の敷地に40部屋以上ある邸宅、いくつもの蔵や庭園などを揃えた近代和風建築の大豪邸だったようです。また今度ですね。
他にも、登録有形文化財になっている公民館や消防署屯所などが多く見受けられました。
(2025.10)
