東祖谷落合集落は、吉野川の支流の祖谷川とその支流落合川が合流する地点にあります。
急斜面に家々が点在する集落で、江戸時代から明治にかけて造られたと思われる民家がいくつもあります。農業(葉煙草、馬鈴薯、麦、稲など)が主な産業で、平家の落人伝説や開拓伝承も残っています。
集落内には、里道と呼ばれる斜面を縦横に通る道があり、等高線に沿って通る道(つづら折りの道)は車が通れる舗装された道ですが、垂直方向に通る道は、階段状になっている細い道です。
小雨の降る中、一番上を目指して歩きました。
垂直方向の里道は、雨も降っていたので歩きづらく、急勾配で結構疲れました。雨の日の散策はお勧めできません。古民家は、宿泊施設になっている家が多いようです。集落全体を見渡せる谷の反対側の斜面には、バスの時間の都合上行けませんでした。
(2023.6)