牟岐町(むぎちょう)出羽島(てばじま)は、徳島県南東部に位置する周囲約4kmの小さな島です。
牟岐港から連絡船で15分ほどで着きます(1日6往復)。
古くからカツオやマグロの漁で知られた集落で、港の周辺だけに家々が集まっているので、車はありません。ネコぐるまと呼ばれる手押し車が、荷物運びに使用されているようです。四国南東部に多い「見世造り」や「出格子」といった伝統的な建築様式も見られ、
漁村集落として「国の重要伝統的建築物群保存地区」に指定されています。
島を一周する遊歩道(一部不通)もあり、中央遊歩道から灯台を目指しました。灯台付近からは、紀伊水道や室戸岬方面の海がきれいに見えました。船の時間の都合で4時間弱の滞在でしたが、ちょっと時間を持て余しました。
(2023.6)