小夜の中山は、東海道の三大難所の一つとされています(残りは箱根峠と鈴鹿峠)。
菊川宿を出るとすぐに青木坂(箭置坂(やおきざか))となります。後はだらだらとした登り坂。茶畑の向うの丘に鉄塔が見え、直感的にあそこまで行くのかと分かりました。結構つらかったです。
峠のあたりに久延寺があります。隣りの扇屋というお土産屋さんは、昔は峠の茶屋だったのかも知れません。峠を過ぎるとなだらかな下りで、峠を通った人の歌碑や句碑がぽつぽつと置いてあります。日坂宿手前の沓掛坂(くつかけざか)は、かなりの急坂でした。
(2016.12)