彦根市河原町芹町地区

彦根城の南、河原町と通る「花しょうぶ通り」は、南東へ進むと芹町を通って中山道にぶつかります。かつて、彦根城と中山道を結ぶ街道だったようです。
この辺りは、町人が住んでいた所で、現在も江戸時代から昭和初期に建てられた格子窓、虫籠窓、袖壁の建物が多く見られ、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
彦根というと、江戸時代は井伊家の城下町ですが、近くに石田三成の居城だった「佐和山城」もあるためか、三成や嶋左近、大谷刑部(吉継)といった戦国武将の「ゆるきゃら」などで商店街の活性化を図っているようです。石田三成の「大一大万大吉」の旗印も見られました。
彦根駅から「花しょうぶ通り」の入口にあたる「久佐の辻」(銀座町交差点)までは、歩いて15分ほどです。
(2019.7)