行田市忍城、足袋蔵のまち

行田市は、埼玉県北部に位置する市、平野のど真ん中にあります。
市内には「さいたま」の語源となる埼玉(さきたま)の地に、前方後円墳が8基もある「埼玉(さきたま)古墳群」があり、
小説や映画でも知られた「のぼうの城」(忍城(おしじょう))があります。
今回は、忍城址に近い行田市駅から散策を始めました。
忍城は、室町時代に成田氏により建てられた城ですが、豊臣秀吉の小田原征伐において、石田三成の水攻めに耐えた城です。
江戸時代には松平氏や阿部氏が治めた忍藩の藩庁が置かれてました。現在の天守(御三階櫓)は、行田市郷土博物館の一部として1988年に再建されたものです。
町を散策していると「足袋蔵」と呼ばれる蔵がいくつもありました。江戸時代に、下級武士の内職として始まった足袋作りがベースで、明治以降、足袋の一大生産地(行田足袋)となったようです。効率よく足袋蔵を見て周ろうとしましたが、手元にマップがなく右往左往してました。結局、古墳群までは行けなかったのがちょっと残念です。
(2022.1)