春日山城は、上杉謙信や上杉景勝が居た城です。上杉家が会津に移った後に入城した堀家が、山城であり政務に不向きとして海に近い福島城に移ったため廃城となりました。大きな城だったらしく、中腹にいくつもの郭(くるわ)があり、麓にも濠や土手が築かれていたようです(総構え)。直江津方面からバスで麓まで行き、本丸まで登りました。大手道は人通りが少なく、熊も怖いのでアスファルトで舗装された道を行きました。曇天で小雨模様だったため、本丸からの眺めはいまいちだったのが残念です。麓には、上杉家の菩提寺で謙信公のお墓がある「林泉寺」や謙信公が居た頃の春日山城を紹介する「ものがたり館」があります。(2019.10)