上越市直江津は、越後の国の国府があった所(諸説あり)、北前船の寄港地でもあり、陸海の交通の要所として栄えてきました。また、原油や天然ガスの採掘も行われていたようです。直江津駅から、古い町並みを求めて、海岸方面へと歩きだしました。南にある上越市高田は、「雁木(がんぎ)」と呼ばれる木製のアーケードで有名ですが、こちらには見当たりません。関川の荒川橋から船見公園の辺りには、林芙美子の「放浪記」の文学碑や与謝野晶子の歌碑、芭蕉の句碑などがあったので、そこそこ楽しめました。(2019.10)