桑名は古くからの港町で、戦国時代は織田信長家臣の滝川一益や織田信雄の支配下にありました。江戸時代には、本多忠勝や親藩・譜代の松平家の領地となり、現在、城跡は九華公園として市民に親しまれているようです。七里の渡しは、名古屋市の宮宿(熱田神宮付近)と桑名宿を結ぶ東海道唯一の海路です。桑名城址の北側には、桑名宿側の渡し場跡が残っています。目の前の大きな川は揖斐川と長良川で、ちょうど合流地点になります。(2018.5)