六華苑は、大正時代に建てられた洋館と和館、庭園などからなる実業家「二代目諸戸清六」の邸宅です。
洋館の設計は、鹿鳴館などを手掛けたジョサイヤ・コンドル氏です。桑名駅から徒歩15分程の場所にあり、桑名城址、七里の渡し場の北側になります。
六華苑の隣には、諸戸氏庭園があります。室町時代以前から武家や商人の下屋敷、隠居所などに利用されてきた屋敷で、明治になって「初代諸戸清六」が購入したものです。諸戸家は、「日本一の山林王」と呼ばれた一族です。
訪れたときには、いくつかの建物が修理中のため見学できませんでした。パンフによると春・秋のみ公開だそうです。
(2018.5))