大原の里は、京都市街地の北にある小さな盆地です。若狭の国に通じる鯖街道の中継地として栄えた所で、比叡山延暦寺に近いことから、天台宗系のお寺がいくつか建立され、現在では「三千院」や「寂光院」などが観光スポットとなっています。
京都駅からバスで向かいました。バスは約一時間ほど、地下鉄が通っている「国際会館」からもバスが出ており、バス移動が飽きるという方には、こちらがお薦めです。
「三千院」は、天台宗のお寺で、デュークエイセスの歌「女ひとり」の舞台として知ってられる方も多いと思います。苔と癒しのお寺です。「寂光院」は、バス停からだと三千院の反対側にあります。聖徳太子が建てたとされるお寺ですが、平清盛の娘の平徳子(建礼門院:安徳天皇の母)が壇ノ浦の戦いの後、住んでいたことでも知られています。
天気が良く、時間と体力があればもう少しゆっくり散策できたかなと思いました。
(2022.6)