人吉城、老神神社、永国寺ほか

人吉城は、市内を流れる球磨川のすぐ南側にあります。
鎌倉時代に相良氏が静岡県から地頭として赴任して以来、明治時代の廃藩置県まで、相良氏の居城でした。因みに、相良氏は戦国時代に一時島津氏の傘下に下りますが、秀吉の九州征伐の後、再び独立城主となります。
水ノ手門方面の御下門から登城しました。
人吉城は、石垣の上に石が突出している西洋式の工法で作られた「武者返し」と呼ばれる石垣が有名で、五稜郭や品川台場などの西洋式の城郭以外では、ここでしか見られないものだそうです。
生憎の天気でしたが、二ノ丸付近から人吉城下が見渡せました。もう少し緑のある季節にお邪魔したかったですね。
(2025.1)