金ケ崎町は岩手県の中南部、北上川に沿った町です。岩手県なので、江戸時代は南部氏の領地かなと勝手に思っていましたが、ここは伊達領のようです。
南部領に近いこともあって、要害が整備され、武家屋敷等も作られました。現在も、当時の武家屋敷や町割りが多く残っています。
武家屋敷は、「三ツ屋形式」と呼ばれる「主屋、馬屋、厠」が直線的に並ぶ配置のものが多く見受けられます。
また、庭園や周りのイグネ(屋敷林)のせいでしょうか、緑が多い印象です。2時間以上伝建地区をうろつきましたが、結構広いと感じました。
(2017.7)