つくば市小田城跡、平沢官衙(かんが)遺跡ほか

小田城は、鎌倉時代から戦国時代まで、小田氏の本拠地だったところです。
小田氏は、上杉氏や佐竹氏、北条氏などの勢力に抗いながらもやがて力尽き、小田城は江戸時代初めに、廃城となりました。平城だったようで、田園地帯に本丸跡の遺構などが復元されています。
城の北東にある宝篋山(ほうきょうさん)は、筑波山に連なる山で、登山道が整備されており、ハイキングやトレッキングに人気の山だそうです。
平沢官衙遺跡は、奈良時代から平安時代の常陸国筑波郡の郡衙(ぐんが:役所)だったところで、当時の建物等が復元されています。訪れた時には、広い芝生で小さい子供たちが遊んでいました。天気も良く、ちょっと汗ばむような一日でした。
(2020.3)