鞆の浦港の西側の渡守神社辺りから医王寺へ、寺町沿いに沼名前(ぬなくま)神社とその参道辺りまで歩きました。
古代より潮待ちの港として栄えた鞆の浦でしたが、江戸時代以降になると航海技術の発達と街道から離れていることなどの理由から、中継港としての重要性は薄れて行きました。逆にそのことが、歴史ある町並みが残った要因になったかもしれません。
眺望を求めて医王寺まで登りました。それなりにいい写真が撮れましたが、上の太子殿まで上がると別の角度のある景色が見れたかもしれません。体力的に諦めました。
沼名前(ぬなくま)神社は、「鞆の祇園さん」と呼ばれていて、京都の江坂神社の本社と言う人もいます。因みに、この辺りは沼隈(ぬまくま)半島なので、ちょっとややこしいですね。
観光客は港周辺に集まってましたが、鞆の浦を一望するため、坂を登ってみてはいかがでしょうか。
(2021.12)