大久野島には、朝一番で忠海(ただのうみ)港から向かいました。
ウサギの島として知られる大久野島ですが、かつては大日本帝国陸軍が毒ガスを製造・貯蔵していた島です。現在もいくつかの遺構があり、毒ガス資料館もありました。島の周囲は3.3㎞で、一周ゆっくり歩いて1時間、自家用車は入れないので歩きか自転車です。島の住民は休暇村(宿泊施設)の従業員のみです。
ウサギは、毒ガス実験用に飼われていたようですが、現在のウサギは地元の小学校で飼われていたものの子孫だそうです。
2018年時点では920羽以上(ビジターセンター調べ)いましたが、水も餌も不足がちで、ボランティアや観光客に頼るしかないため、個体数は減っているようです。
平日の朝一だったためか観光客は少なく、釣り人も何人かいました。ウサギは足元まで来るものもいれば適度な距離を取って餌を期待しているものもいました。やっぱり子ウサギはかわいいですね。
(2021.12)