美濃市は、岐阜県の中央に位置し、かつては日本の人口の中心があった町です(人口の中心は東へ移動中)。
江戸時代初めに金森長近が長良川沿いに築いた小倉山城の城下町でしたが、城が廃城となった後も、長良川の船運を利用した商業都市として発展したようです。
美濃市駅から「うだつの上がる町並み」の伝建地区を目指して歩きました。
伝建地区となっている長方形のエリアは、江戸時代から続く町人の町で、加治屋町、魚屋町、俵町などの町名が残っています。
江戸時代に建てられた「美濃和紙」の問屋や酒蔵など、間口の広い平入の大店の二階の屋根には、隣家と接する部分に「本うだつ」と呼ばれる防火壁がある建物がいくつも見受けられました。
(2018.12)