門司赤煉瓦プレイスは門司駅の北側にあります。
明治時代に作られたサクラビール(現サッポロビール)の工場を保存したもので、国の登録有形文化財に登録されています。
平日の朝一番だったので、ビールの博物館となっている「北九州市門司麦酒煉瓦館」を、ゆっくり見学させていただきました。
また、この辺りは「門司往還」の「大里(だいり)宿」と呼ばれ、明治時代に門司港が建設されるまで、九州と下関を結ぶ港町、宿場町として栄えていました。門司往還は、大里宿から小倉常盤橋(長崎街道等の起点)に繋がる短い街道です。
現在の門司駅は、関門トンネル(山陽本線)が作られて九州の玄関口となるまでは、大里駅という名前で、その頃は今の門司港駅が門司駅でした。ネット上で調べましたが、結構お勉強になります。
街道沿いには、本陣跡や「○○家屋敷跡」といった標柱がいくつか建っていました。
(2021.8)