八女市黒木

八女市黒木は、八女市福島から東へ10数キロの所にあります。
旧往還道(豊後別路)の在郷町で、八女市に合併される前は黒木町として町政を布いていました。また、JR鹿児島本線の羽犬塚駅と繋がる旧矢部線の終着駅があった所でもあります。
土砂降りの中、八女市福島からバスで向かいました。バスの本数は、結構あります。
バス停に近い津江神社からフジで有名な素戔嗚(スサノオ)神社まで歩きました。町並みは、八女市福島と同様に「居蔵(いぐら)造」の建物が多く、腰壁に板状の緑泥片岩を張る家もあります。「○○家のむかし話」と書いた表札がある明治期や大正期に建てられた家がいくつもありました。大きな町ではありませんが、酒蔵や醤油屋さんもあり、歴史の深さを感じました。
(2019.8)