越前市今立地区の岡太(おかもと)神社・大瀧神社から「越前和紙の里」を経て、花筐(かきょう)公園まで歩きました。
岡太神社・大瀧神社は、紙祖「川上御前」を祀った神社で、奥の院と呼ばれる上宮には、それぞれ社殿がありますが、今回行った下宮(里宮)では、一つの建物となっています。境内に灯籠と巨木が立ち並ぶ不思議が空間でした。
今立地区は、手漉き和紙の生産が盛んで、和紙の里として知られており、「越前和紙の里」には、「紙の文化博物館」、「卯立の工芸館」、手漉き体験のできる「パピルス館」などがあります。
花筐公園は今立地区粟田部にある都市公園で、当地を舞台とした能の演目「花筐(はながたみ)」に由来します。付近に岡太神社がありましたが、こちらは「おかふと」と読むようです。
(2022.6)