四国中央市川之江城、土佐北街道ほか

四国中央市は、香川県・徳島県・高知県と隣接する市です。製紙業が盛んな川之江は「紙のまち」として知られています。
川之江八幡神社から川之江城・土佐北街道と散策しました。この辺りには「古んぴら道」の道標が多く見受けられます。
川之江城は、南北朝時代に伊予の国の太守河野氏の家臣の土肥義昌が築いたのがはじまりとされ、交通や軍事上の要衝だったため、戦国時代には、数々の大名たちの攻防戦が繰り広げられたようです。江戸時代初めに廃城となりますが、昭和の終わりに再建されました。天守は模擬天守で、桜の名所になってます。
土佐北街道は、高知から四国山地を越えて川之江に至る古い街道です。土佐日記で有名な紀貫之や土佐藩の殿様が参勤交代で使ったとかいう道です。国の登録有形文化財に指定されている古い酒蔵から川之江駅方面に歩きました。ぽつぽつと歴史ありそうな建物が見受けられました。
(2025.2)