にかほ市象潟は、松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れたところとして知られています。
芭蕉が訪れた頃は、潟湖と呼ばれる浅い海にいくつもの小さな島があり、宮城県の松島と並び称されるほどの風光明媚な景勝地だったようです。やがて地震により隆起したため一夜にして陸地となり、現在は島だった所がぽつんぽつんと田んぼに浮かぶ島
のように残っています。
象潟駅から芭蕉が通ったとされる古くからの道「きさかたさんぽみち」を通って、道の駅「ねむの丘」、蚶満(かんまん)寺と歩きました。道の駅の温泉にも入りたかったし、蚶満寺の庭園や九十九島の中も散策したかったのですが、電車の時間により断念、旅行は余裕を持ってですね。
(2020.10)